本記事ではノート型Macでテキストをコピペする方法と、コピペしたテキストや写真をiPhoneと連携させる方法をご紹介する。
WindowsからMacに乗り換えたばかりの方はトラックパッドの操作やショートカットキーによるコピペのやり方が若干異なるため戸惑う部分があるはずだ。ぜひマスターして帰ってほしい。
Macbookでコピペする3つの方法
ノート型Macでテキストをコピペする方法は以下の3つとなる。
①マウスで右クリックを使う方法
マウスがある場合、コピーしたいテキストを左クリックで選択した状態で右クリックする。
そこで「コピー」をクリックすればコピーできる。
あとはペーストしたい箇所で再度右クリックし「貼り付け」をクリックすればOKだ。

②マウスを使わずトラックパッドだけでコピペする方法
マウスを使わずトラックパッドだけでコピペする場合は、トラックパッドをどのように操作すればテキストが選択できるのか、そして左クリック、右クリックになるのかを覚える必要がある。
やり方は下記のとおり。
・トラックパッドを指2本で1回クリックする→右クリックとなる
・トラックパッドを指1本で1回クリックする→左クリックとなる

③ショートカットキーを使う方法
マウス、もしくは②の方法でコピーしたいテキストを選択したら、以下のショートカットキー操作で簡単にコピペすることができる。
ショートカットキーの操作は下記のとおり。
・【コピー】:「command(⌘)」+「C」
・【ペースト】:「command(⌘)」+「V」
・【切り取り】:「command(⌘)」+「X」

あと、「command」キーの位置的に小指は使わないのでWindowsの「Ctrl」キーに慣れている方は違和感があるかもしれません。僕も最初は違和感がすごかったです!
【関連】Macの基本ショートカットキーまとめ!よく使う操作を今一度再確認
iPhoneとMacのコピペを連動できる「ユニバーサルクリップボード」の使い方
続いて、iPhone(iPadも可能)とMacでコピペを連動できる「ユニバーサルクリップボード」という機能をご紹介する。
iPhoneを「iOS 10」以上に、そしてMacを「macOS Sierra」以上にアップデートしている方は利用できるので試してほしい。
機能をご紹介するにあたり、今回は iPhoneのメモアプリとMacのPagesでコピペを連動させてみた。
▲まずはiPhoneのメモアプリから文章をコピーする。
▲そしてMacのPagesアプリにペースト。
▲きちんとコピペされた!
▲逆にMacから iPhoneにコピペする場合も要領は同じ。
まずはMacでテキストをコピーして…
▲iPhoneに貼り付けるだけである。
▲Macからも無事に貼り付けられた!超便利な機能だ!
ユニバーサルクリップボードが使えない?利用条件
上述したように、ユニバーサルクリップボード機能を利用するためには iPhoneを「iOS 10」以上に、そしてMacを「macOS Sierra」以上にアップデートしなければならないが、それに加えて下記の3つの条件も満たす必要がある。
ユニバーサルクリップボード機能がうまく動作しない人は確認してほしい。
Macのモデルが以下の条件を満たしているか。
・iMac ▶︎ 2012以降
・Mac mini ▶︎ 2012以降
・MacBook Air ▶︎ 2012以降
・MacBook Pro ▶︎ 2012以降
・Mac Pro ▶︎ Late2013
・MacBook ▶︎ Early2015以降
iPhoneとMacの双方でBluetoothがオンになっているか。
・iPhone:「設定」>「Bluetooth」から“Bluetoothをオン”にする。
・Mac:「システム環境設定」>「Bluetooth」>「Bluetoothを入にする」
iPhoneとMacの双方でHand-off(ハンドオフ)がオンになっているか。
・iPhone:「設定」>「一般」>「Handoff」から“Handoffをオン”にする。
・Mac:「システム環境設定」>「一般」>「このMacとiCloudデバイス間でのHandoffを許可」にチェックを入れる。
