本記事ではMacでWebサイトの画面を範囲指定してプリント印刷する方法を紹介する。
Macで印刷する方法
本題の前にまずは範囲指定せずに印刷する方法から確認しておく。
わかる方は次の見出しまで読み飛ばして頂きたい。
▲ブラウザがChromeの場合、まず印刷したいページを表示させた状態で「ファイル」>「印刷」と進む。(Safariでは「ファイル」>「プリント」)
▲画面右上の印刷枚数を確認する。
上の画像では全部で9枚が印刷の対象となっていることがわかる。
それでよければ「印刷」をクリックする。
▲すべてのページではなく一部のページだけ印刷したい場合は「ページ」の箇所を「カスタム」に変更し、目的のページ番号を入力する。(2ページ目だけなら「2」、2ページ目と3ページ目なら「2-3」と入力)
あとは「印刷」をクリックすれば印刷が開始される。
Macで範囲指定して印刷する3つの方法
続いて本題の範囲指定して印刷する方法だが、ここでは3つのやり方を順に紹介する。
- スクリーンショットを撮って印刷(⬅️これが一番カンタン)
- プレビューでPDFを開いて範囲指定して印刷
- テキストエディットウインドウからテキストのみを印刷
①スクリーンショットを撮って印刷
1つ目の方法はスクリーンショット。
印刷したい範囲のスクリーンショットを撮り、そこだけ印刷するやり方だ。
【範囲指定してスクショする方法はこちら▶︎】Macでスクショする3つの方法とトリミングのやり方
▲スクリーンショットで撮った画像を印刷するには、対象の画像を開いた状態で「ファイル」>「プリント」と進む。
▲あとは各項目を確認し、「プリント」をクリックすれば印刷が開始される。
【この方法のメリット・デメリット】
メリット:早くて簡単
デメリット:スクリーンショットのファイルが残る
②プレビューでPDFを開いて範囲指定して印刷
2つ目はプレビューでPDFを開いて範囲指定する方法となる。
▲まずはSafariで「ファイル」>「プリント」と進む。
▲次に左下の「PDF ∨」をクリックして「プレビューで開く」を選択する。
▲次にマークアップツールバー(赤矢印の順番)で印刷したい箇所を範囲指定して、その部分を「command(⌘)」+「C」でコピーする。
▲次に「ファイル」>「クリップボードから新規作成」をクリックする。
▲最後に「ファイル」>「プリント」から印刷する。
【この方法のメリット・デメリット】
メリット:スクリーンショットのファイルが残らない
デメリット:手間がかかる
③テキストエディットウインドウからテキストのみを印刷
3つ目はSafariでテキストエディットウインドウを開いて印刷する方法。
テキスト部分のみを印刷したいときはこのやり方が非常に便利だ。
▲まずはSafariブラウザで目的のWebサイトを表示させ、テキストを選択する。
▲次にメニューバーから「Safari」>「サービス」>「選択部分を含む新しいテキストエディットウインドウを開く」と進む。
「選択部分を含む新しいテキストエディットウインドウを開く」が表示されない場合はメニューバーの「Safari」>「サービス」>「サービス環境設定」>「ショートカット」と進み、「選択部分を含む新しいテキストエディットウインドウを開く」の箇所にチェック!
▲最後に「ファイル」>「プリント」から印刷する。
【この方法のメリット・デメリット】
メリット:テキストのみの印刷が可能
デメリット:画像を含めたページ全体の印刷に不向き
まとめ
Chromeの拡張機能を使う方法もあるが、今回はMacの標準機能を使う方法を紹介した。
範囲指定してプリント印刷する機会はそれほど多くはないかもしれないが、覚えておくと役に立つ日が来るかもしれない。忘れそうな人はこのページをブックマークするなどして活用していただけると幸いだ。
▽おすすめの本▽
【あわせて読みたい】
・WindowsユーザーがMacに乗り換えたときに迷ってしまう5つの違い
・Macの基本ショートカットキーまとめ!よく使う操作を今一度再確認