車検にかかる費用の内訳は?

本記事では車検に必要な費用の内訳をご紹介します。
はじめて車検を受ける方はどれくらいの費用がかかるのか気になると思います。
よければ参考にしてください。
車検にかかる費用の内訳は?
基礎知識として、車検費用は
- 法定費用(自賠責保険料、自動車重量税、印紙代)
- 車検基本料(24ヶ月定期点検料や検査手数料、代車費用など)
- 修理費用(部品代や工賃)
の3つに大きく分けられます。
それぞれ解説します。
法定費用(自賠責保険料、自動車重量税、印紙代)
法定費用は法律で定められた費用のため、どの店舗で車検を受けても同じです。
ただし自動車重量税は車種や年式、エコカー減免の有無によって費用が異なりますし、自賠責保険料は乗用車か軽自動車か、また加入時期によっても費用が異なります。
下表は1トン超から1.5トン以下の自家用乗用車で継続検査をする場合の法定費用の例です。
(エコカー減免なし。自動車の経過年数は12年以下。2021年4月以降に加入した自賠責保険の場合)
自動車重量税(24ヶ月分) | 24,600円 |
自賠責保険料(24ヶ月分) | 20,010円 |
検査手数料(5ナンバーの場合) | 1,700円 |
自動車重量税(24ヶ月分)
自家乗用車の自動車重量税(24ヶ月分)の一覧は下表のとおりです。
重量 | エコカー | エコカー (本則税率) |
エコカー以外 | ||
13年経過未満 | 13年経過 | 18年経過 | |||
0.5トン以下 | 免税(0円) | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
〜1 | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 | |
〜1.5 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 | |
〜2 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 | |
〜2.5 | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 | |
〜3 | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
その他の車種は国土交通省の「自動車重量税の税額表(PDF)」をご覧ください。
自賠責保険料(24ヶ月分)
自家用乗用車と軽自動車の自賠責保険料(24ヶ月分)の一覧は下表のとおりです。
表は2021年4月1日以降に加入した場合の料金です。
自賠責保険料 | |
自家用乗用車 | 20,010円 |
軽自動車 | 19,730円 |
その他の車種は国土交通省の「基準料率(PDF)」をご覧ください。
車検基本料(24ヶ月定期点検料や検査手数料、代車費用など)
法定費用は国または保険会社に支払うものですが、車検基本料は車検を依頼した整備工場に支払うものです。
法定費用のように料金が固定されておらず業者によって異なります。
車検基本料の代表的な内訳は下記の通りです。
- 24ヶ月定期点検料
- 検査手数料
- 代行手数料
価格の相場は2万円〜10万円程となっています。

修理費用(部品代や工賃)
修理費用は部品の劣化や損傷などが見つかった際にかかる追加費用です。
例えば、タイヤの溝が減っていることによるタイヤ交換や、ブレーキパッドの残量が減っていることによるパッド交換などがあります。
ちなみにわたしはブレーキオイルの交換やタイヤのドライブシャフトブーツの交換、エンジンベルトの交換、発煙筒の交換などをしたことがあります。
年式の古い車ほど、各部品の劣化が進んでいるため修理費用が嵩む傾向があります。
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まとめ(相場)
自家用乗用車の場合、相場は法定費用が4万円〜7万円、車検基本料が2万円〜10万円で、合計6万円〜17万円となります。
さらに修理が必要な場合は修理費用が追加されます。
上述した通り、法定費用はどの整備工場でも固定ですが、車検基本料はさまざまです。
ディーラーだけでなくカー用品店や車検専門店、ガソリンスタンドといった選択肢がありますので予算に合うお店を選択してください。
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