先日は、auが来年度のできるだけ早い時期に2年縛りを廃止することをお伝えしたが、NHKニュースによると、今年の夏にもNTTドコモが2年縛りを改善した新料金プランを導入することが報じられている。
毎月の基本料金を数百円程度高くする方針?
記事によれば、「2年縛り」を改善するためのプランでは、これまでの「2年縛り」のプランよりも毎月の基本料金を数百円程度高くする方針のようである。
この点、2年間はこれまで通りの基本料金で3年目から値上げされるのか、はたまた1年目から値上げされるのかは明らかにされていない。
「2年縛り」を廃止したところで、結局は値上げによって支払う額はそれほど変わらない(むしろ高くなった)ということになれば、何のために2年縛りを廃止したのかがわからなくなる。
ユーザーは、料金はこれまでのまま(もしくは安く)の状態で、2年縛りが廃止されていつでも解約できることを望んでいるはずだ。
料金を値上げするならば「2年縛り」プランは廃止しないままで、解約期間を忘れないように自分で工夫したほうがトータル的に安く済んだ、というような反発が起きないように、ユーザーにとってメリットのある新料金プランを期待したいところである。
何れにせよ、詳しい発表を待ちたいと思う。
source:NHKニュース