「インターネットで服を買ってみたけどサイズが全然合わなかった。」
そういう経験は多かれ少なかれ誰にでもあるのではないか。
楽天株式会社は26日、「楽天市場」において子会社であるFits.me Holdings Limitedの技術を活用したバーチャル試着サービス「バーチャル・フィッティングルーム」と、最適な衣服サイズを提案するサービス「フィット・アドバイザー」の試験提供を開始したことを発表した。
プレスリリースによれば「バーチャル・フィッティングルーム」は、シャツなどの衣服を購入する前に、いろいろなサイズを試着した際のイメージを商品ページ上でバーチャルに確認できるようにするサービスとのこと。身長や体重、好みのフィット感などの情報を入力して自分の体型に合うかどうかを確認できるサービスのようだ。
また、「フィット・アドバイザー」は、身長や体重など体型に関する情報を入力すると、おすすめのサイズ(S、M、Lなど)を表示してくれるサービスとのこと。
今回の試験提供では、「紳士服のはるやま」のメンズ用ワイシャツ約60点で「バーチャル・フィッティングルーム」を利用できるほか、「フィット・アドバイザー」は、「楽天市場」のファッションブランド公式ECサイト「スタイライフ
」における約8,000点の商品を対象にサービスを展開した模様。
どこまで実際の試着に近い情報を得られるかはわからないが、今後、楽天市場内の多くの店舗で精度の高い「バーチャル・フィッティングルーム」及び「フィット・アドバイザー」が採用されることになればユーザーの利便性は間違いなく向上する。