就職面接試験の定番と言っても過言ではない「あなたはポジティブなほうですか。それともネガティブなほうですか」という質問。
あなたならどう答えますか?
僕は学生時代、自分の就職面接でこう答えていました。
「ポジティブなほうでもネガティブなほうでもなく、リアルさを大事にしています。」
なかかな変わった回答例だと思いますが、実際にこの返答で一部上場企業の就職試験に合格したので自分では良い答えだったと自負しています。
僕の記憶だと、当時の面接官との会話の一部始終はこんな感じでした。
SNSなどで情報が飛び交う今の時代はどうなのか分かりませんが、僕が就職活動をしていた約15年前はこういった返答をしてくる学生はあまりいなかったでしょうから間違いなく面接官の印象には残ったと思います。
以下では面接対策をしていた当時の僕がこの回答に行き着いた経緯をご紹介します。
就職面接の質問で『ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、リアルに。』という回答に行き着いた経緯
『ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、リアルに。』
実はこのセリフ、とある本からの受け売りなんです。要するにパクリですね。笑
面接対策をしていた当時の僕は、自分はポジティブなほうか、それともネガティブなほうか、という質問に対してこんな風に悩んでいました。
「ポジティブな日もあればネガティブな日もあるもんなぁ。
ポジティブなほうかネガティブなほうかってことは、どちらかといえば〇〇ですってな感じで答えればええんかなぁ。
けど僕はどちら寄りでもないんだよなぁ。」
と。
完全に迷走してますね。
そのことについて友人からは「深く考え過ぎでは?」と言われました。大学の就職相談室でも「とりあえずポジティブだって言っておけば好印象だよ!」というアドバイスを貰った気がします。
でもなんか腑に落ちない…どうしたらいいんだ…
そんなときに、友人に頂いた本の中から『ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、リアルに。』というフレーズをたまたま見つけたんです。「これだ!」と思ったのを今でもハッキリ覚えています。
つまり、ポジティブかネガティブかの2択で迷うことはなかったんですよね。そこにはリアルという答えが隠されていたわけです。
この言葉はポジティブな日もネガティブな日も同じくらいあって、どうしてもどちらか1つを選択できない僕にとって、嘘偽りのないありのままの自分をドンピシャで表現してくれた名言でした。
まとめ
もし当時の僕が「ポジティブなほうです」という答えに絞って受け答えをしていれば、おそらくありきたりな回答になってしまい面接試験の合格はなかったかもしれません。
これから先の人生、気が付かない間に固定概念にとらわれてしまうような出来事があるかもしれません。なにかの選択肢に迫られて腑に落ちないことだってあるでしょう。
そんな時こそ今回の名言のように違う角度からも物事を柔軟に考えられるような人になりたいものです。
P.S. 面接試験で僕と同じ回答をして不合格になっても責任はとれませんのであしからず。入社後に聞いた話ではその面接官は少し変わった人を好む傾向にあったそうですから。笑
今回の名言が記載されている本
『ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、リアルに。』という名言は高橋歩さんの「人生の地図」という本で見つけました。
「人生つまらないな」「人生楽しくないな」と感じている人は読んでみると心を動かされる素敵な名言に出会えるかもしれません。