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「iPhone 14」の実機を最短日で入手できたので早速レビューします。
本記事では下記4つの項目をお伝えします。
- iPhone 14を買った理由
- 無印のiPhone 14を選んだ理由
- 安くなったiPhone 13にしなかった理由
- iPhone 14の写真付き外観レビュー
▼目次から読みたいところまでジャンプできます。
①iPhone 14を買った理由
筆者がiPhone 14を買った主な理由は下記の2つです。
- iPhone 8 Plusのバッテリーの減りが速くなった
- iOS 15.4からマスク着用時でもFace IDのロックを解除できるようになった
iPhone 8 Plusのバッテリーの減りが速くなった
1つめの理由はバッテリー持ちです。
筆者は2018年4月からiPhone 8 Plusを使ってきたのですが、最近はバッテリーの減りが速く、不便に感じることが増えてきていました。
バッテリーを新品に交換するという選択肢もあったのですが、長い期間新しいiPhoneを買っていなかったこともあり今が買い換えどきと判断しました。
ちなみに、iPhoneのバッテリーの状態(最大容量)は
[設定] > [バッテリー] > [バッテリーの状態]
から確認できます。
例外はありますが、最大容量が80%を下回っていた場合Apple Care+に加入しているユーザーはバッテリーを無償交換してもらえるため古いiPhoneをお使いの方は確認してみてください。
iOS 15.4からマスク着用時でもFace IDのロックを解除できるようになった
2つめの理由はマスク着用時のFace IDです。
近年は感染症対策としてマスクをする機会が増えましたが、筆者は感染症が流行する前から花粉が飛散する時期に必ずマスクを着用してきた経緯がありiPhone 8シリーズ以降(SEシリーズは除く)でTouch IDが廃止されたことへの抵抗感がありました。
しかし、Appleが今年3月にiOS 15.4でマスクを着用したままFace IDのロックを解除できる機能を追加したためTouch ID搭載のiPhone 8 Plusを使い続ける意味がなくなりiPhone 14を購入することに決めました。
②無印の「iPhone 14」を選んだ理由
筆者がiPhone 14シリーズの中から無印のiPhone 14を選んだ理由は『本体の重量』です。
iPhone 14シリーズの重量は下表のとおりで、無印のiPhone 14以外はどれも200g超えとなっています。
iPhone 14 | 172g |
iPhone 14 Plus | 203g |
iPhone 14 Pro | 206g |
iPhone 14 Pro Max | 240g |
筆者が重量にこだわる理由は今まで使っていたiPhone 8 Plus(202g)の重さがストレスだったからです。
iPhone 8 Plusをはじめて手にしたときの重さに衝撃を受けたことは今でも覚えています。
幸いにもiPhoneケースはPITAKAの極薄軽量高耐久ケースを使っていたため無駄な増量は避けることができましたが、とはいえやはり202gの重さにはなかなか慣れることができませんでした。
そして今回発売された新型iPhoneはiPhone 14以外すべてのモデルがiPhone 8 Plusを上回る重量だと分かった時点で購入するならiPhone 14一択という判断となったのです。
もちろんiPhone 14 ProのDynamic Island(ダイナミックアイランド)や4,800万画素のメインカメラ、A16 Bionic、常時表示ディスプレイなどは気になります。ですが、あの重たいiPhone 8 Plusよりもさらに重たいiPhoneを持つことを考えるとやはり筆者はProやPro Maxを選ぶことができませんでした。
パンチホール(Dynamic Island)への懸念点
個人的にはパンチホール(Dynamic Island)についても不安に感じるところがあります。
パンチホール(Dynamic Island)はとても良いアイデアですが、従来のノッチ(切り欠き)と比較するとやや画面中央に寄り、独立しているためスマホゲームで遊ぶ機会の多い筆者としてはプレイ中に邪魔にならないかとても気がかりです。
たとえば、FPSは両手親指の動作が非常に重要なのですが、パンチホールが邪魔をしてうまく反応しない可能性が無きにしも非ずかなと思いました。(ゲームに限らずその他アプリも対応されるまではしばらく悪影響が出るかもしれません)
もちろんなんの影響も出ない可能性はありますが、スマホゲームで遊ぶ機会の多い方は「買って失敗だった」とならないよう様子を見ながら慎重に選んだほうが良いかもしれません。
【追記(2022/09/19)】パンチホールのスマホゲームへの影響の口コミ
パンチホールを搭載した「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」で実際にスマホゲームへの影響が出ているのかTwitterを調査してみました。
- 調査結果はこちらをクリックすると表示されます
普段やっているゲームで12と14Pro Maxで比較。
当然6.1インチと6.7インチのサイズ感はある。ただ、サマナがdynamic islandの奥まで画面表示できるとは思わなかった。Androidのサマナはパンチホール付近全て黒枠になるからiOS版とAndroid版で仕様が違う。
まおりゅうは一部表示がislandに被っていた pic.twitter.com/wJnBWUZd3P— Ryoutaka (@Ryoutaka1) September 17, 2022
1日使ったけど、
ゲーム以外はなんの問題もないね
やっぱ120Hzのヌルヌル具合最高ただなぁ…
いずれ対応してくれると思うけど、
現状ハガモバやる時には、微妙な位置にあるパンチホールのせいで、ホーム画面とバトル画面の切り替えで、いちいち画面を回転させないとまともにプレイ出来ないのがダルい pic.twitter.com/pzNIbby8m1— スドウ (@7phoneme) September 18, 2022
色んなゲーム試したけど、表示領域が広がってるせいで少し画面が引き伸ばされちゃってる。
そのせいで、切り欠けのときは平気だったけどパンチホールになったせいでUIに被っちゃって操作できない
今後の対応に期待~— 野々原のの乃❂Fenrir×4 (@NNonohara) September 17, 2022
14proに変えたけど、パンチホール部分にゲームのUIが結構被っちゃてるな…どこも対応していくとなると大変そうだ
— トシナリ (@ENFANCE) September 16, 2022
iPhone14proを使ってわかった事。
パンチホールは横画面のゲームしてるとクッソ邪魔
縦画面に使ってる分には気にならないし再生中のアルバムアートワークが小さく表示されたり便利感はある。
常時表示おもったよりバッテリー消費してるかも— BMTH fifa22 転売にハマりました (@bmth_fifa) September 16, 2022
【追記(2022/09/27)】
iPhone 14 Pro MaxでPUBGモバイルをプレイしている方の動画を見ましたが、とくに支障はなさそうでした。
③安くなったiPhone 13にしなかった理由
「iPhone 14を買うより性能はほぼ同じだから安くなったiPhone 13シリーズを買ったほうが良い」という意見をよく耳にしますが、筆者にはiPhone 13シリーズの選択肢はありませんでした。
その理由はBluetoothのバージョンです。
と言うのも、iPhone 14シリーズはBluetooth 5.3に対応しているのに対し、iPhone 13シリーズはBluetooth 5.0なのです。
これが何を意味するかと言うと、今後「AirPods Pro(第2世代)」がBluetoothオーディオの次世代規格「LE Audio(LC3コーデック)」に対応したときにiPhone 13シリーズでは使用することができないということになります。(LE AudioはBluetooth 5.2から対応)
最新のAppleの発表ではLE Audioへの言及はありませんでしたが、AirPods Pro(第2世代)がBluetooth 5.3を搭載していることからAppleはどこかのタイミングでソフトウェアを更新しLE Audioの対応を発表する可能性があると噂されています。
もしLE Audioに対応した場合、音質の向上や省電力化はもちろんのこと、複数のワイヤレスイヤホンを同時接続して複数人で同じ音楽や映画を低遅延で楽しむことができ、ゆくゆくは空港やジム、映画館、会議場等の公共の場で無音テレビの音声をLE Audioに対応したイヤホンを持っている人だけ聴けるようになる…という未来が考えられるようです。(LE Audioの概要)
ただし、Appleは独自の通信プロトコルを開発中との噂もあり本当に近い将来LE Audioに対応するのかは不透明です。とはいえ可能性はあるため予算に余裕がありLE Audioに興味がある方ならiPhone 13シリーズではなくiPhone 14シリーズを買っておくほうが良いのではないかと個人的には思います。
④iPhone 14の写真付き外観レビュー
それでは最後にiPhone 14の外観デザインをレビューします。
▲今回筆者が購入したのはiPhone 14のブルーモデルです。
パープルと迷ったのですが、もともと青系のカラーが好きなのでブルーモデルを選びました。
iPhone 13にもブルーモデルはありましたが、iPhone 14のほうが淡い青ですね。空の色に似ていてとても綺麗だと思います。
▲カメラ部分。
四角いカメラユニットや大きくて丸いレンズが搭載された当初はダサいと言われ不評でしたが、最近はそこまで耳にしませんね。
でもやっぱり大きすぎるカメラは不格好なので個人的にはあまり好みではありません。
▲レンズの出っ張りと電源ボタン。
レンズが出っ張るのはお馴染みの仕様ですが、結構出っ張ってますね。気になる方は出っ張りをカバーしてくれるiPhoneケースを装着しましょう。
▲ライトニングポートとスピーカー。
もしかするとiPhoneにライトニングポートが搭載されるのは今回が最後かもしれませんね。本音を言うと今回からUSB-Cポートを搭載してもらえると嬉しかったのですが…
噂ではiPhone 15シリーズからUSB-Cポートを搭載する可能性があるようなので気になる方はそれまで待つのも1つの手だと思います。(あくまで噂ですが…)
▲音量ボタンとマナースイッチ。とくに変更点はなさそうです。
▲iPhone 14の筐体の側面はフラットな形状です。最近のiPhoneはずっとこの形状ですよね。
筆者が使っていたiPhone 8 Plusは側面が丸みを帯びていたのですが、フラットな形状で角張っているほうがグリップが効いて手から滑り落ちにくいというメリットがあります。なのでこの形状は今後も維持してもらえると嬉しいです。
また、厚みはiPhone 13と比較すると0.15mmだけ厚くなっています。(iPhone 14は7.80mm、iPhone 13は7.65mm)
ちなみにiPhone 12は7.4mm、iPhone 11は8.3mmでした。iPhone 12で大幅に薄くなりましたが、近年はまた少しずつ厚くなってきています。
▲手に持った様子。
やはり側面が角ばっているほうが持ちやすいですね。
▲片手だけで画面のどのあたりまで届くのかも検証してみました。
筆者は男性で平均より若干手が大きいほうなのですが、それでもさすがに左上までは届きませんでした。左上にボタンがあるときは両手を使う必要がありそうです。
一方、右上にはなんとか届きました。これならある程度は片手だけでも操作できそうです。
iPhone 14シリーズには充電器が付属されない
iPhone 14シリーズには充電器が付属されません。(USB-C to ライトニングケーブルのみが付属されます)
そのため別売のUSB-C対応充電器を買う必要があります。
USB-C対応充電器はさまざまな商品が販売されていますが、当サイトおすすめの充電器は「YesNoチャート」で確認できるのでよければご利用ください。
iPhone 14のストレージは128GBで足りるか
iPhone 14には128GB、256GB、512GBのストレージモデルが用意されていますが、筆者は128GBを選びました。
もちろん128GBを選んだ理由は価格が一番安いためです。
128GBでは容量不足にならないか心配だという方は多いかと思いますが、筆者はAmazonプライム会員の特典「プライムフォト」で写真管理をしているのでそう簡単には容量がいっぱいになることはありません。
プライムフォトの写真管理に興味がある方は「iPhoneは128GBで足りる?プライムフォトで空き容量を節約してみた」をご覧ください。
まとめ
今回のiPhone 14シリーズは下記のような方におすすめです。
- 【iPhone 14 Pro(税込149,800円〜)】:最新のパンチホール型(ダイナミックアイランド)搭載ディスプレイや4,800万画素のメインカメラを試したい方
- 【iPhone 14 Pro Max(税込164,800円〜)】:Proよりもっと大きいサイズが欲しい方
- 【iPhone 14(税込119,800円〜)】:Proの機能よりも本体の重量(軽さ)を求める方。パンチホールのアプリへの干渉が心配な方。価格重視の方。
- 【iPhone 14 Plus(税込134,800円〜)】:パンチホールのアプリへの干渉が心配な方。Pro Maxと同じサイズのiPhoneが欲しいけどProのような新機能は必要ない方。(価格は抑えたいけどiPhone 14ではサイズが小さいと感じる方)