「OS X El Capitan」が2015年10月1日にリリースされましたが、Macユーザーの皆さんはもうアップデートしましたか?
まだの人はメニューバーのりんごマークから「このMacについて」>「ソフトウェアアップデート」と進んでアップデートしてみてください。色々な新機能が追加されてますよ。(インストールは結構時間がかかるので時間に余裕があるときにどうぞ)
それでは、僕的に便利だと思った「OS X El Capitan」の新機能を4つほどご紹介していきます。
【Split View】画面が分割されて作業がスムーズに
▲まずは「Split View」機能。
上の画像を見て分かるように、この機能では画面を分割表示することが可能です。
使い方はいたってシンプルで、画面左上の緑色のフルスクリーンモードボタンを長押しするだけでOK。それで画面が左右に分割します。
ちなみに、左側には今見ていた画面が、そして右側には残りの開いているアプリが表示されますので、そこで右側に表示させたいアプリを選択すれば左右2画面表示に切り替わります。
この機能ですが、個人的には記事を書くうえで非常に重宝しそうです。サブディスプレイを使わない僕としては何度もブラウザタブの切り替えをする手間が省けて楽チンです。
なお、両画面の境界線は左右にずらして大きさを変えることができます。どちらかの画面を大きくしたいときはずらして使ってください。
追記:2020年7月 画面左上の緑色のフルスクリーンモードボタンを長押しすると、「ウインドウを画面左側にタイル表示」および「ウインドウを画面右側にタイル表示」という表示が出てくるようになっています。フルスクリーンモードボタンを長押ししたままどちらかを選択してください。
3本指で上にスワイプ
▲つぎは3本指で上にスワイプする機能。
3本指で画面を上にスワイプすれば、いま開いているウインドウを全て確認することができます。勿論デスクトップの切り替えも可能です。
また、「Split View」で画面を分割して使っているときはフルスクリーンモードの状態になっているため、左右の画面に表示されていないアプリを開きたい場合にも使えます。
フルスクリーンモード中でもマウスコントローラーを画面の一番下に運べばDockを表示させることはできますが、すでに開いているアプリの切り替えなら3本指でサッと上にスワイプさせた方が早そうですね。
ライブ変換機能
続いて「ライブ変換機能」。
この機能は日本語入力時にわざわざスペースキーで漢字やカタカナ変換をしなくても、ひらがなを入力した瞬間に自動で変換してくれる機能です。
僕はまだ使い慣れなくてついついいつものクセでスペースキーを押してしまいがちですが、慣れれば流れるように文章をタイピングすることができるし、作業時間短縮につながると思います。
とはいえ、この機能には賛否両論ありそうなので解除方法も書いておきますねw もしかすると僕は解除するかもです。
ライブ変換の解除方法
「システム環境設定」>「キーボード」>「入力ソース」と進み、『ライブ変換』のチェックを外せばOKです。
もしくは、メニューバーにあるIMEのアイコンから『ライブ変換』のチェックを外しても解除できます。こっちの方が簡単ですね。
新しい日本語フォント
最後は新しいフォント。
『OS X El Capitan』では「クレー」「筑紫A丸ゴシック」「筑紫B丸ゴシック」「游明朝体+36ポかな」の4フォントが新たに追加されました。
ちなみに、記事冒頭の画像のフォントは「筑紫B丸ゴシック」を使用してます。フォントが増えるのは楽しいですね!
管理人のひとこと
今回ご紹介した新機能の他にも、メモアプリや写真アプリ、メール機能を始め、他にも様々な細かい新機能が追加されています。
早く使い慣れてさらなる作業効率化を図っていきましょう!
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