CIO SMARTCOBY Pro 30Wレビュー|買うべき人買わなくて良い人

本記事ではCIOのPDモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W」をレビューします。

CIOは日本の企業なので以前から注目していました。

しかもSMARTCOBY Pro 30Wは2021年にクラウドファンディングで多くの支持を得て製品化されたモバイルバッテリーです。おのずと期待が高まりますね。

SMARTCOBY Pro 30Wを買うべき人買わなくて良い人

早速ですが、先にSMARTCOBY Pro 30Wを買うべき人と買わなくて良い人をお伝えしておきます。

 SMARTCOBY Pro 30Wを買うべき人

  • 最大30W出力で高速充電できるデバイスを持っているのに対応したモバイルバッテリーを1台も持っていない方
  • USB-CとUSB-Aの両方に対応したモバイルバッテリーが欲しい方
  • 小型で大容量(10,000mAh)のモバイルバッテリーが欲しい方
  • パススルー充電対応のモバイルバッテリーが欲しい方
  • バッテリーのデジタル残量表示やデザイン性に魅力を感じる方
  • 日本製にこだわりたい方
記事執筆者つっつん
つっつん
当てはまる方にはおすすめです!
デジタル残量表示はカッコイイし便利だと思いますよ〜

 

 SMARTCOBY Pro 30Wを買わなくて良い人

  • 18W出力や20W出力のモバイルバッテリーで十分な方
  • 最大30W出力、容量10,000mAhでは少ないと感じる方(iPhone 12を約2.2回、iPhone 13を約1.9回急速充電できます)
記事執筆者つっつん
つっつん
最大18W出力や20W出力で十分な方は「CIO-MB20W」のほうが1,400円くらい安く手に入ります。(執筆時)
逆に出力や容量が足りないと感じる方は「CIO SMARTCOBY 20000mAh 60W」をチェックしてみてください。

SMARTCOBY Pro 30Wの外観デザイン

SMARTCOBY Pro 30Wのデザインをみていきます。

▲おもて面にCIOのロゴマークが入っています。(裏面はなし)

CIOのロゴはカワイイですよね!

 

▲SMARTCOBY Pro 30Wはマットな質感で肌触りがとても良いです。

指紋が付かないところもグッドです。

 

▲SMARTCOBY Pro 30Wの一番の特徴と言っても過言ではないバッテリー残量デジタル表示ディスプレイ

バッテリー残量が可視化できるメリットはもちろんですが、このように他のメーカーと差別化された商品は魅力的です。

 

USB-C

USB-A

ポートはUSB-CとUSB-Aの2つ

2つのポートはそれぞれ本体の反対側に搭載されています。

SMARTCOBY Pro 30Wの仕様

続いて仕様をみていきます。

バッテリー容量 10000mAh
出力 各ポート最大30W(USB-AポートとType-Cポートの2台同時充電時は最大18W)
サイズ 約77mm×56mm×26mm
重量 183g
出力(Type-C) PDO 5V-3A/9V-3A/12V-2.5A(30W Max)
PPS 3.3-6V 3A/3.3-11V 2.7A(30W Max)
出力(USB-A1) SCP/S-VOOC/QC 4.5-5V 5A/9V-3A/12V-2.5A(30W Max)
保護機能 過充電保護・ショート防止・温度保護・過電圧保護・過放電保護・過電流保護
サイクル回数 約500回
付属品 本体 / 説明書(日本語) / 充電ケーブル(type-c to type-c)0.5m
その他機能 パススルー対応・デジタル残量表示

付属品

付属品は3点です。

  • モバイルバッテリー本体
  • USB-C to USB-Cケーブル
  • 取扱説明書
記事執筆者つっつん
つっつん
iPhoneを急速充電する方は別途USB-C to Lightningケーブルを買わないといけません。
僕は「CIO-SL30000-CL」を購入しました!

サイズ

サイズは約77mm×56mm×26mm。手のひらサイズです。

▲単行本と比較してみました。

かなり小さいですよね。クレジットカードより小さいです。

重量

重量は175g。(公式では183gと表記)

たまご3個ぶんくらいです。

最大出力は30W

出力は最大30Wですが、SMARTCOBY Pro 30WにはUSB-CポートとUSB-Aポートが1つずつ搭載されていて両方のポートを同時に使用したときは最大18Wの電力を分け合う仕様となります。

電力を計測

電力を計測してみました。

▲こちらはUSB-Cポートから急速充電対応のiPhone 8 Plus(バッテリー残量20%)に充電した際の電力です。

iPhone側からリクエストされた電力13.69W(9.25V×1.48A)に対し13.73Wの電力で高速充電していることがわかります。(iPhone 12やiPhone 13ならもう少し高い電流が計測できると思います)

1%からフル充電までの時間を計測

バッテリー残量1%のiPhone 8 Plusをフル充電するまでの時間も計測してみました。

▲約30分が経過した時点でのバッテリー残量は53%でした。

Appleは18W以上のアダプタを使用することにより30分で50%までバッテリー残量を回復できるとアピールしています。確かにそのとおりですね。

 

▲フル充電までにかかった時間は約1時間50分でした。

これは他の30W充電器とだいたい同じような結果です。つまりSMARTCOBY Pro 30Wが正常の動作している証拠となります。

iPad ProやMacBook Airも充電可能

記事執筆時、SMARTCOBY Pro 30Wは下記のiPad ProやMacBook Airも充電することができます。

  • iPad mini/iPad mini2/iPad mini3/iPad mini4/iPad mini5/iPad/iPad2/iPad3/iPad4/iPad5/iPad 2017/iPad 2018/iPad 2019/iPad 2020/iPad Air/iPad Air2/iPad Air3/iPad Air4/iPad Pro 9.7/iPad Pro 10.5/iPad pro 12.9
  • Macbook 12インチ / Macbook Air / Macbook Pro 13インチ / Macbook Air M1
記事執筆者つっつん
つっつん
公式ではMacBook Pro 13インチも記載されていますが、MacBook Pro 13インチに付属されているのは最大出力61WのアダプタなのでSMARTCOBY Pro 30Wで充電するとかなり時間がかかるものと思われます。
MacBook Air(M1含む)やMacBook 12インチには良いと思います。

パススルー対応

デバイスを充電中にモバイルバッテリー本体の充電もできるパススルー充電にも対応しています。

ただしSMARTCOBY Pro本体の充電はUSB-Cポートからしかできません。(入力は最大20W)

つまりSMARTCOBY Proを充電しているときはUSB-Aポートから出力するしかないということになります。(USB-Aポートの最大出力は30W)

ちなみに発熱はほとんど感じませんでした。安心して使えそうです。

記事執筆者つっつん
つっつん
パススルー充電は充電速度こそ落ちますがコンセントが1つしか使えない状況で役立ちます
コンセントが2つ使える状況なら別々に充電したほうが早いです。

バッテリー容量は10,000mAh

バッテリー容量は10,000mAhです。

公式では

  • iPhone 12なら約2.2回
  • iPad Pro11インチなら約0.7回
  • MacBook Airなら約0.6回
  • MacBook12インチなら約0.7回

の充電が可能と案内されています。

これについてAmazonのレビュー欄で “本当は3,085mAhしか(容量が)ないのでは?” という気になるコメントを見つけたので実際に検証してみました。

SMARTCOBY Proのバッテリー容量は3,085mAhしかない?悪い評判を検証

検証に使用したデバイスはiPhone 8 Plusです。

iPhone 8 Plusをバッテリー残量1%まで減らし、100%充電された状態のSMARTCOBY Pro 30Wを使ってフル充電にしていきます。

iPhone 8 Plusのバッテリー容量は2,675mAhなので、iPhoneがフル充電になった時点でSMARTCOBY Pro 30W本体のバッテリー残量を確認すればおおよそのバッテリー容量が分かるというわけです。

記事執筆者つっつん
つっつん
デバイスが0%でない点はご了承ください

検証結果

iPhone 8 Plusがフル充電されたときのSMARTCOBY Pro 30W本体のバッテリー残量はちょうど60%でした。

バッテリー残量

容量2,675mAhのiPhoneをフル充電するためにSMARTCOBY Pro 30Wは40%のバッテリーを使ったことになります。

これを単純計算すると、SMARTCOBY Pro 30Wのバッテリー容量は6,687mAhという結果となりました。

公式ではiPhone 12を約2.2回の充電が可能と案内されています。iPhone 12のバッテリー容量は2,815mAhなので当サイトの検証結果では2.3回充電できる計算となり、概ね案内どおりということになります。

記事執筆者つっつん
つっつん
10,000mAhじゃなくて6,687mAhなら少ないのでは?と思うかもしれませんが、モバイルバッテリーには損失エネルギーがあるため実際に使用できる容量は6割〜7割程度となります。これはCIO以外のモバイルバッテリーも同じです。

まとめ

  • 最大30W出力のPD対応モバイルバッテリー
  • 容量は10,000mAh
  • ポートはUSB-CとUSB-Aの2つ
  • パススルー充電に対応
  • バッテリーのデジタル残量表示
  • マットな質感
  • コンパクトな手のひらサイズ
  • iPhoneを急速充電する方は別途USB-C to Lightningケーブルを用意する必要あり。(筆者は「CIO-SL30000-CL」を購入済み)

SMARTCOBY Pro 30Wはデザイン、性能ともに満足度の高いモバイルバッテリーでした。

日本企業の製品ですし、これからも頑張って欲しいですね!

 

ちなみにCIOは電源プラグ付きのモバイルバッテリーも販売しています。ちょっとお値段は高くなりますがプラグ付きが気になる方は「SMARTCOBYPRO-30W-PLUG」もチェックしてみてください。