Twitterは先日、関連性がないリプライに対して反対票を入れることのできる機能のテストを拡大したことを発表しましたが、本日わたしのアカウントでも反対票が投票できるようになっていました。
▲反対票は「自分向きではない」ボタンとして下向きの矢印で表示されます。
表示される箇所はリツイートボタンといいねボタンの間となっています。(記事執筆時)
反対票「自分向きではない」ボタンはいつ押すのか
Twitterは反対票「自分向きではない」ボタンについて下記のようなアナウンスをしています。
- 会話と関係のない返信を見つけた場合は「自分向きではない」と評価することでお知らせください。
- これは「嫌い(dislike)」ボタンではありません。
- いただいたフィードバックはより関連性の高い内容をTwitterのすべてのユーザーに表示するために活用されます。
個人的には「自分向きではない」イコール「嫌い」と結びつき頭が混乱しそうですが、要するに会話と関係のない不適切な内容のリプライ(通称クソリプ)を見つけたときに押す通報ボタンという認識で良いのではないでしょうか。
Twitterでは特定の人物を標的とした嫌がらせや脅し、侮辱、周囲のユーザーに嫌がらせを扇動するような発言、攻撃的な行為が禁じられています。
「自分向きではない」ボタンはそれらの内容を目にしたときにワンタップで簡単に通報できるボタンであり、たとえば自分と趣味嗜好が違うという単純な理由だけで押すボタンではないとわたしは考えます。

Some key notes about this experiment:
1. This is just a test for research right now.
2. This is not a dislike button.
3. Your downvotes are visible to you only.
4. Votes won’t change the order of replies.— Twitter Support (@TwitterSupport) July 21, 2021
低評価を押すと相手にバレる?
Twitterによると「自分向きではない」は非公開とのことです。つまりボタンを押してもツイートの作成者やタイムラインの他のユーザーに共有されることはありません。
ただし、Twitterでは過去に鍵垢のツイートがタイムラインに表示されたり非公開リストの名前が見えてしまうバグが起きているため、「自分向きではない」を押したことが公開されることは100%ないとは言い切れません。
むやみに押してのちのち揉めることにならないように気を付けたほうが良いかもしれませんね。