先月正式リリースされた「macOS Monterey」ですが、古いMacが文鎮化するバグやメモリリークの問題が一部ユーザーから報告されています。
MacRumorsによると、古いMacBook ProおよびMac mini、iMacで「macOS Monterey」にアップデートすると画面が完全に真っ暗になり電源が入らなくなる模様です。同様の問題は「macOS Big Sur」がリリースされた際にも発生していて、当時の解決策としてはMacのファームウェアを復元する方法が案内されていました。
また、「macOS Monterey」にアップデートしたMacでメモリリークの問題も発生しているようです。
メモリリークとは、プログラムが確保したメモリの一部または全部を解放するのを忘れ、確保したままになってしまうことでMac内のメモリが大量に消費され空き容量が減ってしまう問題です。(Wikipedia)
この問題が起きてしまうモデルを正確に特定することは難しいようですが、最新の14/16インチMacBook Proでも問題は発生しているようです。
Appleは次期アップデート(macOS12.1)のテストをしていますが、この問題に対応した小規模なアップデートがリリースされない場合、少なくともリリースまでにあと数週間はかかるものと見られています。
現段階でお使いのMacを「macOS Monterey」にアップデートしていないユーザーはしばらく待ったほうが良さそうです。