本日開催された「WWDC 2020」の基調講演にて、「iOS 14」「iPadOS 14」「macOS Big Sur」が発表されている。
各OSの概要は以下の通り。
iOS 14 概要
- ヴィジェットがホーム画面に表示可能に。アプリと並べて表示したり大きさを変更することもできる。
- ホーム画面のアプリを自動整理する「App Library」機能。ホーム画面の最後のページに表示される。
- 11か国語対応の翻訳アプリ「Translate」を発表。日本語にも対応。オフラインでも動作。
- プライバシー保護機能の強化(大まかな位置情報データを提供するという選択肢の追加など)
- ピクチャーインピクチャー機能(PIP)を導入。2画面を同時に表示可能に。
- iPhoneを車の鍵として利用できる「CarKey」を発表。2021年のBMW 5シリーズから搭載。
- アプリのインストール不要で利用できる簡易アプリ「App Clips」を発表。QRコードを読み取ってApple Payで支払いも可能。
iPad OS 14 概要
- Apple Pencilによる手書き入力をテキストに変換できる「Scribble」機能を導入。
- 写真アプリやミュージックアプリなどにサイドバーを追加。アプリ内の移動がスムーズに。
- 「ユニバーサル検索」機能を導入。Webサイトやアプリ内の検索をホームスクリーン内で。
macOS Big Sur(ビッグサー) 概要
- 画面デザインの刷新。よりiOSに近いデザインに。
- 通知センター、ヴィジェットのデザイン刷新。iOS 14と同様、サイズのカスタマイズが可能に。
- iPhoneのようなコントロールセンター機能を導入。
- メッセージアプリの強化。Memojiの作成・編集が可能に。
- マップアプリのデザイン刷新と機能面強化。
- Safariの改良。表示速度がChromeより50%高速化。
なお、各OSの正式リリース時期は「今秋」とのこと。

新型「iMac」やオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio(仮称)」の発表はなかったですね。残念!