スマートフォン向け通信半導体の知的財産をめぐり訴訟合戦を繰り広げていたAppleと半導体大手Qualcommが全面的に和解したことを発表している。
両社は16日の共同声明にて世界中で行われてきた両社間の全ての訴訟を取り下げることを発表。AppleはQualcommからの半導体調達を再開する他、Qualcommが持つスマホ関連特許について使用料などの条件を定めた6年間のライセンス契約を新たに結ぶことでも合意した模様。
これによりAppleはスマートフォン用5GモデムチップをQualcommから調達することができ、一時は2020年の登場は厳しいのではないかと噂された「5G」対応のiPhoneが早めに登場する可能性が高まってきた。
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[Source:日本経済新聞]