記事内に商品プロモーションを含む場合があります
今回ご紹介するのはフィリップスの電気シェーバー「S9000プレステージ」。
以前、「肌に優しいフィリップスの電気シェーバーシリーズ1000 – 肌荒れが気になる人におすすめ」という記事でフィリップスの電気シェーバーをレビューしたことがあるが、今回ご紹介するシェーバーは昨年 9月に新発売された最上位機種モデルとなる。
フィリップスの電気シェーバーはとにかく肌に優しいことが特徴だが、それに加え新製品は剃り味が一段とパワーアップしている。
肌への刺激が少なめの電気シェーバーが欲しいけど深剃りも譲れないという方はご参考にどうぞ!
(※製品はPHILIPS様よりご提供いただき約3週間使用しました)
PHILIPS シェーバー「S9000プレステージ」:スペック
まずはスペックから。
シェービング性能
- ナノプレシジョン刃
- 8 方向 130° 可動ヘッド
- スキンコンフォートリングプラス
- ヒゲ密度感知システム
- センシティブ・ノーマル・ハイスピードの 3 段階のスピード設定が可能
バッテリー
充電:ワイヤレス充電パッド
使用時間:約 60 分間
通常の充電時間:約 3 時間
急速充電:18 分間
その他特徴
- 人間工学に基づいたグリップとハンドル
- ディスプレイによる充電残量表示(%)
- お風呂で使える防水仕様
- 本体丸洗い可能
- 本体 2 年間保証有り
パッケージ開封
続いてパッケージを開封。
▲パッケージ両面。
▲ケースを外すとユーザーへのメッセージが。
▲箱を開封。
フタの裏面には使い方やお手入れの方法など最低限知っておくべき内容が記載されてある。
▲内容物は下記の通り。
- プレミアムポーチ
- 取扱説明書(兼保証書)
- サポートカード
シェーバー本体や付属品はプレミアムポーチの中に入っている。
▲こちらがプレミアムポーチの中身。
内容は
- シェーバー本体
- ワイヤレス充電パッド
- 充電アダプター
- 細部用トリマー
となっている。
▲こちらがシェーバー本体。
本体はシルバーを基調とした重厚感のあるデザインが特徴的。男心を擽るかっこいいデザインだ。
▲電源ボタンの下にある「+」「−」ボタンでは刃の回転スピードを調節できる。
センシティブ・ノーマル・ハイスピードの 3段階設定が可能となっている。
▲ヘッド部分は回転式で3方向に分かれている他、可動式の首が採用されているため 8方向 130°に可動することができ、顔や首のあらゆる凹凸に密着しやすくなっている。
また、表面には細かなメタルビーズコーティングが施されており、シェーバーと肌との摩擦が低減されるようになっている。
実際に使ってみると顎のカーブがスムーズに剃れ、顎下の見えづらい箇所もシェーバーをスムーズに滑らせてキレイに剃ることができた。
▲刃は「ナノプレシジョン刃」を搭載。
公式ページによると、ナノ粒子技術による強固でシャープな内刃と、確実にヒゲを捕らえる外刃を搭載し、最高水準の深剃りが実現されているという。
本当かどうか確かめるために、顔の左右半分ずつで旧モデルのシェーバーと今回の新型モデル「S9000プレステージ」を剃り比べてみたところ、剃ったあとの手触りが全然違うことに驚いた。明らかに新型モデルで剃ったあとのほうがザラつきが少なく、より深剃りが出来るように進化している。
しかも、上述した「メタルビーズコーティング」や髭の密度を感知して自動的にパワーを調節してくれる「ヒゲ密度感知システム」により肌への刺激は非常に少ない。
筆者は肌がデリケートで荒れやすい体質なのだが、そんな筆者でも肌にほとんど刺激を与えずに電気シェーバーでここまで深剃りができたのは衝撃的だった。
▲バッテリー残量は「%」で表示される。(画像は残り10%の状態)
ディスプレイはシェーバーを使っていない状態(置いている状態)のときは消灯しているが、手に持つと自動的に残量が表示される仕組みとなっている。
使うときにいつもバッテリーの状態を確認できるため、急いでいるときに電気シェーバーのバッテリーが突然切れて出鼻を挫かれる心配もない。
(※もしバッテリー残量が減っていることに気がつかなくても残量が少なくなるとバッテリーマークがオレンジ色に点滅し、ビープ音が鳴る仕組みとなっている)
▲充電中の様子。
充電は電源に繋いだQi規格によるワイヤレス充電パッドの上にシェーバーを載せるだけでOK。(マグネット式なのでズレずに置ける)
これなら充電のたびに本体に電源コードを差し込む手間が省ける。非常に便利だ。
▲シェーバー本体は丸洗いが可能。(お風呂でも使える防水仕様)
もちろんシェービングヘッドを取り外して水洗いすることもできる。
▲また、刃の部分も内刃と外刃に簡単に分解して水洗いすることが可能。
分解方法の詳細は付属の取扱説明書を確かめてほしい。
▲こちらは細部用トリマー。
トリマーは髭やもみあげを整える際に使うことができる。
▲細部用トリマーを使うにはまずシェービングユニットを本体から外す。
▲代わりにトリマーを取り付ければ使用することができる。
▲ディスプレイはバッテリーの残量表示だけでなく「クリーニング表示」や「シェービングヘッド交換表示」「ロック表示」なども表示される。(上の写真は充電開始時に一時的に表示されるもの)
「ロック表示」は電源を 3秒間長押しすることで表示され、さらに押し続けると 3秒間のカウントダウン後にロックがかかる仕組みとなっている。小さな子供がいる家庭では念のためロックをかけておくことをおすすめする。
まとめ
「S9000プレステージ」は機能、性能、見た目共に非の打ち所のない電気シェーバーだった。あえて言うとすればワイヤレス充電パッドの置き場が必要になることくらいだろうか。ほかに不満な点は見つからない。
具体的に良いと感じた点は下記の通り。
- 重厚感と高級感のあるデザインがカッコイイ
- とにかく肌に優しい
- 旧製品の肌への優しさはキープしたまま剃り味(深剃り)が進化している
- 音が静か
- 3段階の回転スピードを切り替えられる
- お風呂場でも安心して使える防水仕様(IPX7)
- バッテリー残量表示が助かる
- 置くだけで充電ができるので楽チン
- 充電が速い(通常3時間充電。残量が 0の場合は約 18分間で 1回分が急速充電される)
- お手入れが簡単
- 旅行や出張でプレミアムポーチが役に立つ
- ロック機能搭載
以上のことから「S9000プレステージ」は電気シェーバーの決定版と言っても良いのではないだろうか。とくに筆者のような敏感肌の人にとっては現時点でこれ以上のシェーバーは無いのではないかと思っている。個人的にはそれくらい衝撃的だった。
ちなみに、同製品の価格は記事執筆時でおよそ5万円する。この価格帯のシェーバーを買う必要があるのか考えるところではあると思うが、個人的には肌が弱めの人なら自分への投資という意味でも買う価値は十分あると思っている。
なぜなら、筆者はフィリップスの電動シェーバーに切り替えてからシェーバーによる肌荒れがかなり軽減したと実感しているからだ。それでいて旧型モデルより剃り味が進化している。剃り味が進化したのに肌への負担は少ないままというのは凄い技術だ。これを開発するために一体どれほどの時間とコストを要したのか。そう考えると5万円という価格はそれ相応だと感じる。
それに、電気シェーバーという家電製品自体それほど頻繁に買い換えるものではないだろう。人は一生のうちに何台のシェーバーを使うだろうか。大型家電や大型家具のようにまだ使えるのに引っ越しが大変だし運送料金も高くなるから処分してしまおうなんてことには絶対にならないはずである。
だったら高価でも優れた製品を一台購入しておく価値はあると筆者は考えるが、いかがだろうか。
売り上げランキング: 479,895