「iPhone SE」と「iPhone Ⅹ」は販売終了か

「iPhone SE」と「iPhone Ⅹ」の販売が今年秋にも終了するのではないかとの話が浮上している。

Appleは今秋に有機ELディスプレイを搭載した2つの iPhoneと液晶ディスプレイを搭載した低価格な iPhoneを1つ発売する見込みだが、BlueFin Researchのアナリストであるジョン・ドノバン氏とスティーブ・ミュラーヌ氏は Appleが今年発売の iPhoneを9,100万台生産すると予想しているそうで、その新型 iPhoneの販売に集中するためAppleは「iPhone SE」と「iPhone Ⅹ」の販売を終了するのではないかと予測しているという。

「iPhone Ⅹ」の販売終了に関しては以前にもAppleの情報に詳しいMing-Chi Kuo氏によって予想されており、同氏はその理由として、有機ELディスプレイを搭載した「iPhone Ⅹ」を従来のように1年後に値下げして販売することでブランド価値が下がってしまうことを挙げていた。

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一方、「iPhone SE」に関しては発売から2年以上が経過していることを考えると販売が終了する可能性はなくはない。

とはいえ、Appleは先日まで「iPhone SE 2」の開発をしていると報じられていた。噂によるとその開発は取りやめになったようだが、Appleは「iPhone SE」のような小型 iPhoneの必要性があると判断した上で「iPhone SE 2」の開発を行なっていたのではないだろうか。だとすれば、「iPhone SE」が姿を消すのはまだ先の話のような気もするが、どうだろうか。