本日開催されたAppleの開発者イベント「WWDC 2018」の基調講演にて「iOS 12」と「macOS Mojave」が正式に発表された。
「iOS 12」ではパフォーマンスが従来の2倍に強化され、カメラは70%、キーボード表示は50%、アプリ起動は40%早くなる。
また、「FaceTime」では最大32人までのビデオ通話に対応。大人数での打ち合わせなどが可能となる。
さらにアニ文字の種類にゴースト、コアラなどが追加される他、自分の顔に似せたアニ文字が作れる新機能「Memoji」も発表された。
その他新機能は以下の通り。
- AR空間の共有が可能に
- アプリの使用時間などを詳細に確認して使い過ぎを防止できる機能「スクリーンタイム」
- アプリの使い過ぎを通知で知らせる機能「App Limits」
- 通知の表示をセーブする機能「Do Not Disturb」
- 「写真」アプリの刷新(For You機能が追加など)
- 「カメラ」アプリの強化(ポートレートモードの照明の改善やQRコードの読み込み強化など)
- Siriの強化(ショートカットの作成)
新しいmacOS「macOS Mojave(モハーベ)」
img:Apple公式サイト
新しいmacOS「macOS Mojave」では画面を薄暗くする「ダークモード」が搭載される。
「ダークモード」を使うとメニューバーやDockを含めた画面全体がダークテーマに切り替わる。デスクトップの画像は朝、昼、夜と自動的に切り替わる仕様のようだ。
ちなみに「macOS Mojave(モハーベ)」という名称はカリフォルニア州のモハーベ砂漠から取られているそうで、デスクトップ壁紙のデザインにもモハーベ砂漠が採用されている模様。
なお、「iOS 12」と「macOS Mojave」のリリースは2018年秋の予定となっている。
「WWDC 2018」の基調講演の様子が気になる方はこちらからどうぞ。
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