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Appleは昨年発売した「iPhone Ⅹ」の生産を今年の新型iPhone登場と同時に終了するかもしれない。
KGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏によると、その理由はブランド価値が下がらないようにするためで、有機ELディスプレイを搭載した「iPhone Ⅹ」を従来のように1年後に値下げしてまで生産の継続はしないのではないかと予想している。
また、次期iPhoneは5.8インチ、6.1インチ、6.5インチの3モデル展開となり、6.1インチモデルには液晶ディスプレイが搭載され価格が抑えられるものと予測されているが、「iPhone Ⅹ」を値下げして販売することが新型6.1インチモデルiPhoneの販売に悪影響を及ぼす可能性があることも理由の一つとして挙げられている。
たしかに、製造コストを抑えて安価なモデルを提供したところで、同じ時期に有機ELディスプレイの「iPhone Ⅹ」が値下げされているならそちらを購入しようと考える消費者がいるのは自然なことである。
しかし、5.8インチモデルと6.5インチモデルには有機ELディスプレイが搭載される見込みであり、ブランド価値を保つことが値下げしない理由のひとつなのであれば、さらに翌年もこれらのモデルが1年で生産終了してしまうことになるのだろうか。
また、2019年に新たな液晶モデルが登場するかどうか分からないが、もしそうなった場合液晶モデルの販売に悪影響を及ぼす懸念は毎年続くような気がするのだが、はたして…
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via:MacRumors