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Appleが「iOS 11」の次期アップデートでiPhoneのバッテリー劣化による性能低下をオフにできる機能を提供する予定だと報じられている。
TheVergeによると、この事実はAppleのCEOであるTim Cook氏本人がABCニュースとのインタビューで明らかにしたそうで、まずは2月上旬にベータ版をリリースし、3月に一般公開を予定しているとのこと。
ただし、バッテリーの経年劣化による性能低下はiPhoneが突然シャットダウンしてしまう問題を改善するために追加された機能であり、それをオフにすれば性能はある程度復活しても電源落ちの心配がつきまとうことになる。
ユーザーにどちらかを選択する余地を与えるという意味では必要な機能だが、バッテリーが弱っているiPhoneをより快適に使うためにはやはりバッテリーを新品に交換することが最善の方法となることに変わりはない。
なお、バッテリーの交換費用は今年12月まで3,200円に減額して提供されている。
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