先日「iPhone X」の初回出荷量が46,500台程度しかないとの情報が報じられていたが、新たな情報によるとAppleは「iPhone X」の出荷量を10月以降に大幅改善する見込みだという。
DIGITIMESがAppleのサプライチェーンの情報筋から得た情報によると、3Dセンサーモジュールなど特定の主要コンポーネントの歩留まりが改善され、デバイスの出荷台数は徐々に増加してクリスマスから新年のホリデーシーズンに需要を満たすことができるとの見通しが示されたそうだ。
需要次第では品薄状態が続くかもしれない
とはいえ、「iPhone X」の予約注文が予想を上回る数だった場合、需要に対して生産が追いつかない状態になる可能性があると他の情報筋は指摘している。
その点、「iPhone 8/8 Plus」の売れ行きは低調な出だしになっていると見られており、「iPhone X」の買い控えをしている人はかなりの数いるものと予想される。
実際にどれほどの予約注文が入るのかは予約が開始されないことには分からないが「iPhone X」の出荷は「iPhone 8/8 Plus」より1ヵ月遅れていることもあり、2018年の第1四半期までにすべての需要を満たすことは難しいのではないかと見られている。
なお、「iPhone X」の予約受付開始は10月27日、発売日は11月3日の予定となっている。