7月26日、Googleは家族や親しい友人と自分の現在地を直接共有できる個人の安否確認用アプリ「あんしん連絡先」のiOS版をリリースした。
同アプリは昨年12月にAndroid版でリリースされており、この度のiOS版リリースにあわせてAndroid版アプリもアップデートが実施されている。
スマホの操作状況や位置情報で緊急時の安否確認を
「あんしん連絡先」アプリは、例えば1人で登山に行くときや、帰りが遅くなるときに家族や友人に安否を知らせることが目的の位置共有アプリである。
アプリをインストールすると、親しい友人や家族をあんしん連絡先として登録でき、登録されたユーザーはスマートフォンの操作状況から自分の安否を簡単に確認することが可能となる。(スマホを操作している=無事ということ)
また、万一身の危険を感じたときや緊急事態に遭遇したときには、自ら現在地を相手に対して発信することもできる。
さらに、あんしん連絡先として登録したユーザーに自分の現在地のリクエストを許可することで、自分が返信できない場合に現在地を自動的に共有する機能も備わっており、この機能は電波がオフライン状態の時やスマートフォンが電池切れの場合でも機能するとのこと。
なお、相手からの現在地リクエストは拒否することも可能だが、一定時間内(標準は5分。即時から最長1時間まで設定可能。)に返信できなかった場合には、現在地が自動的に相手に共有される仕組みとなっている。
位置情報のリクエストなどはお互いが「あんしん連絡先」として登録しておく必要があるので、もしもの時のために事前に家族と一緒に設定して予め使い方を練習しておくと良いでしょう。
source:Google