来月の「WWDC 2017」での発表が予想されている「10.5インチ型iPad Pro」はホームボタンが引き続き搭載され、ベゼルレスデザインも採用されないかもしれない。
ホームボタン搭載?ベゼルレス化は不採用か
先日、iPhone8のリーク情報を提供したBenjamin Geskin氏によると、10.5インチ型の新型iPad Proには引き続きホームボタンが搭載され、ベゼルレスデザインも採用されないとコメントしている。
iPad Pro 10.5′ WON’T be bezel-less.
Still bezels. Still home button.
7mm side bezels. 19mm up & down. (approx)
Render coming soon— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年5月22日
同氏によると、10.5インチ型iPad Proのベゼルの幅は上下が19mm、左右が7mmになる他、ホームボタンも引き続き搭載される予定だという。
新型iPadについてはこれまで、全体(4方向)が完全にベゼルレスになるのではなく、FaceTimeカメラがある本体上部のベゼルは残ったデザインとなり、下部に位置するホームボタンが無くなるという3辺ベゼルレスデザインの噂もあったが、今回の情報では現行どおり4方向にベゼルがつき、幅もほぼ変わらないということになる。
これまでは9.7インチ型iPad Proのベゼルがなくなったぶんディスプレイが大きくなって筺体サイズは変わらないと予想されていたが、今回の情報が正しいとすればAppleは筺体サイズが9.7インチ型iPad Proよりも大きくなっただけの新型iPad Proをラインナップに追加するということなのだろうか。
また、9to5Macでは10.5インチ型iPad Proのサードパーティー製ケースと9.7インチ型iPad Proのサイズを比較した写真が公開されている。
この写真を見てもわかるように、10.5インチ型iPad Proの筺体サイズは9.7インチ型iPad Proよりも若干大きい。しかし、これだけしかサイズが変わらない新型iPad ProをAppleは本当に発売するのだろうか。2週間後の「WWDC 2017」に注目が集まる。