価格.comが、15歳~69歳の男女5,000人を対象に調査した「格安SIM・大手携帯キャリア 満足度ランキング2017」を発表した。
満足度の順位は「月々の支払料金」「通話料金」といったように部門別に分かれており、総合順位も発表されている。それぞれの順位は以下のとおり。
「格安SIM」の総合満足度ランキング1位は『FREETEL』
「格安SIM」の総合満足度ランキング1位は『FREETEL』と発表された。(2位はイオンモバイル、3位はDMM mobile)
『FREETEL』は「通話料金」部門で堂々の1位を獲得したほか、「月々の支払料金」部門で3位、「事業者に対する信頼性」部門で2位、「サポート」部門で2位とそれぞれの部門で安定した満足度をユーザーに与えているようだ。
各部門の順位は下記のとおり。
月々の支払料金満足度ランキング
1位▶︎mineo
2位▶︎DMM mobile
3位▶︎FREETEL
通話料金満足度ランキング
1位▶︎FREETEL
2位▶︎IIJmio
3位▶︎ワイモバイル
事業者に対する信頼性満足度ランキング
1位▶︎イオンモバイル
2位▶︎FREETEL
3位▶︎IIJmio
通信速度満足度ランキング
1位▶︎UQ mobile
2位▶︎イオンモバイル
3位▶︎DMM mobile
サポート満足度ランキング
1位▶︎mineo
2位▶︎FREETEL
3位▶︎イオンモバイル
「大手携帯キャリア」の総合満足度ランキング1位は『au』
「大手携帯キャリア」の総合満足度ランキング1位は『au』と発表され、2年連続の受賞となった。
『au』は「月々の支払料金満足度」をはじめとした全ての部門で満足度1位を獲得している。
また、各部門の順位は全て1位が「au」、2位が「docomo」、3位が「SoftBank」となっている。
格安SIMの利用率が昨年の約2.5倍
価格.comの調査によると、格安SIMの利用率は12%で、昨年調査時の4.7%から約2.5倍と大きく増えているそうだ。
大手3社については、docomoの利用率が37.5%(昨年調査時-4.6ポイント)、auの利用率が29.4%(昨年調査時-2.5ポイント)、SoftBankの利用率が21.1%(昨年調査時-0.2ポイント)と各社とも利用率の低下傾向が見られる。
格安SIMは大手キャリアに比べるとサポート面や通信速度などを不安視する声がみられるが、それでも月々の固定費が数千円下がるのは大きな魅力である。
その点、同調査でも格安SIMは料金部門に対しての満足度が全体平均との比較で突出して高い結果となっており、格安SIMサービスの普及は今後さらに加速すると思われる。
source:価格.com