総務省が新ガイドライン「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を発表した。以前発表された改正案で意見を公募し、寄せられた意見を踏まえて新しいガイドラインの策定が行われている。
一括購入でSIMロック期間なし
新たに策定されたガイドラインによると、端末購入からSIMロック解除が可能となるまでの期間をこれまでの6ヶ月間から、割賦払いの場合は100日以下に短縮、一括払いの場合は支払いが確認できるまでの期間に短縮すると案内されている。
適用時期は100日以下への短縮が2017年8月、一括時の期間短縮が2017年12月から開始される見込みとなる。
また、解約時に原則SIMロックの解除ができるように解除の条件や手続きを説明することや、同じ回線を使用するMVNOへのSIMロックは以前に噂されていたとおり、利用者が端末の割賦代金等を支払わない行為、または端末の詐取を目的とした役務契約などの不適切な行為を防止するための必要最小限の措置には該当しないとして、8月以降新たに発売される端末から廃止することも定められた。
Follow @tsuttsuun
source:総務省