昨年発売されたMacBook Pro(Late 2016)は画面がチカチカする不具合をはじめ、多くのバグがユーザーから報告されているが、これらの報告に対してAppleは現在すべての修理受付を停止している。
故障診断ツールの遅れが原因か
この点、Macお宝鑑定団Blogによると、Appleが修理受付を停止しているのはMacBook Pro(Late 2016)に対応したOSベースの診断ツール「Apple Service Toolkit」の提供が遅れていることが要因だということが分かった。そのため故障箇所の特定ができない状況が続いているものと見られている。
また、「Apple 製品 1 年限定保証」の内容には「責任の制限」として、修理期間が長くなり使用機会の喪失が生じたとしてもAppleは一切責任を負わない旨が記載されており、診断ツールの早急な提供が待ち望まれる。
本保証で規定されている場合を除き、法で許容される最大限の範囲において、Apple は、あらゆる保証または条件違反、もしくは使用機会の喪失、収益の損失、実利益もしくは見込利益の損失 (契約上の利益の損失を含みます)、資金の使用機会の喪失、コスト削減の機会の喪失、事業の喪失、機会の喪失、営業上の信用の喪失、評判の喪失、データの喪失、損傷、漏洩、もしくは破損を含むがこれらに限定されないその他の法的理論に起因する直接、特別、付随的、または結果的損害について、もしくは機器および所有物の交換、Apple 製品に保存されていた、または Apple 製品と併用されるあらゆるプログラムまたはデータの修復、プログラミング、もしくは再生の費用、または Apple 製品に保存されていた情報の守秘義務違反に起因する場合を含む、いかなる原因で発生した間接的または結果的な損失もしくは損害についても、一切その責任を負いません。
source:Apple 製品 1 年限定保証