総務省が18日、「SIMロック解除に関するガイドライン」及び「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」の改正案を公開した。
割賦払いなら100日間、一括購入なら即解除!2017年12月から
先日、au、ソフトバンクと同じ回線による格安スマホへの乗り換えはSIMロックの解除なしで可能にするとの方針が報じられたが、今回公開された改正案でもSIMロック解除期間の短縮が求められている。
具体的には、現在の180日間から割賦払いの場合は100日以下に短縮、一括払いの場合は支払いが確認でき次第すぐにSIMロックの解除を可能にすると案内されている。
これらの適用時期は、100日間への短縮が2017年8月1日から、一括払いの即時解除は2017年12月1日から予定されている模様。
SIMロックは、ユーザーが端末の割賦代金等を支払わない行為や端末の詐取を目的とした契約を防止するためのものだが、総務省は現在の180日間という期間に対して、最低限必要な期間は端末代金の支払いが少なくとも1回確認できる期間を考慮して100日程度にするよう求める方針である。
なお、総務省は新ガイドラインの意見を公募しており、寄せられた意見を踏まえて新しいガイドラインの改正を行う予定とのこと。
source:総務省