現在、国内3大キャリアのうち、ドコモユーザーはドコモ系の回線を利用している格安スマホへの乗り換え時にSIMロックの解除は必要ないが、auとソフトバンクは同じ回線でもSIMロックの解除をしなければ格安スマホへの乗り換えができない。(一部端末は除く)
しかし、総務省はこの仕組みを改正し、auとソフトバンクユーザーもそれぞれの回線を利用している格安スマホにSIMロックの解除なしで乗り換えができるようにする方針のようだ。
「au」→「UQモバイル」、「ソフトバンク」→「ワイモバイル」などMVNOへの乗り換えがSIMロック解除なしで可能に
日本経済新聞によると、総務省は格安スマホの普及を促し、家計の負担抑制につなげる目的で近く指針を改正するとのこと。
改正が実現すれば、「au」→「UQモバイル」、「ソフトバンク」→「ワイモバイル」など、現在契約中の大手携帯会社と同じ通信回線を利用している格安スマホへの乗り換えを、SIMロックの解除期間を待たずにすることが可能となる。
また、総務省は大手携帯3社に対してSIMロック解除期間を100日程度まで短縮するように求める方針であることも明らかとなっており、現時点ではソフトバンクがSIMロック解除までの期間を4ヶ月間(120日)にする他、MVNO業者が支払う回線利用料を3割以上値下げすると発表している。