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本日未明に開催されたAppleのスペシャルイベント「hello again」で新型「MacBook Pro」が発表された。
Touch Bar、Touch ID搭載
新型「MacBook Pro」には事前の噂どおりファンクションキー部分にタッチバーが搭載されている。正式名称は「Magic Toolbar」になるのではないかとの噂があったが、シンプルに「Touch Bar」となった。
「Touch Bar」はそのとき行っている動作に合わせて必要な機能を自動的に表示し、入力の手間を省いてくれる。ボタンのカスタマイズも可能だ。
「fn」キーの長押しで従来どおりファンクションキーを表示させることも可能となっている。
「Touch Bar」の右端にはこちらも事前にリークしていた情報どおり「Touch ID」が搭載されており、指紋認証のおかげでパスワードの入力が不要となった他、Apple Payで決済ができるようになった。
新型「MacBook Pro」は3タイプ〜「Touch Bar」非搭載モデルもあり
新型「MacBook Pro」は「Touch Bar」を搭載した13インチ型モデルと15インチ型モデルの他に「Touch Bar」が搭載されていない13インチ型モデルも発表された。
「Touch Bar」非搭載の13インチMacBook Proは実質的にMacBook Air13インチの後継モデルに位置付けられ、Appleは新型「MacBook Pro」の発表にあわせてノート型Macのラインナップを更新し、11インチMacBook Airの販売を終了している。
また、キーボードは12インチ型MacBookに搭載されているバタフライキーボードから進化した第2世代のバタフライキーボードが搭載され、13インチ型モデルは厚さ14.9mm、15インチ型モデルは15.5mm、重量は13インチ型モデルが1.37kg、15インチ型モデルが1.83kgとより軽量で薄くなった。
トラックパッドはその面積が従来の2倍も広くなり、さらに使いやすくなっている。
ポートは「Touch Bar」が搭載されたMacBook ProにはUSB-CのThunderbolt 3端子が4基、「Touch Bar」非搭載のMacBook Proには2基搭載されておりどの端子からでも本体の充電が可能となる。
残念ながらMagsafeは廃止されてしまったが、イヤホン端子は生き残った。
他には、ディスプレイの輝度が67%、コントラストが67%、色域が25%向上し、Macシリーズ史上最も優れたディスプレイとなっている他、バッテリー駆動時間も最大10時間となっている。
カラーバリエージョンがシルバーとスペースグレイの2種類になっているのもポイントだ。
なお、これらの新型MacBook Proはすでに販売が開始されており、「Touch Bar」非搭載の13インチ型モデルは148,800円〜で本日より出荷開始、「Touch Bar」搭載の13インチ型モデルは178,800円〜、同じく「Touch Bar」搭載の15インチ型モデルは238,800円〜となり出荷予定は2週間から3週間となっている。
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