ソフトバンク、SIMロック解除期間を4ヶ月間に短縮する方針

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ソフトバンクがSIMロック解除期間を約4ヶ月間に短縮する方針であることが明らかとなった。

SIMロック期間短縮、MVNO事業者への回線接続料値下げで格安スマホへの乗り換えに拍車がかかるか

日本経済新聞によると17日、ソフトバンクは自社で販売したスマートフォンを他社で使えないようにする「SIMロック」の解除ができない期間を、現在の180日間から約2ヶ月間短くして約4ヶ月間にする方針であることを明らかにしたという。

いつから短縮するかなどの詳細は今後詰めていくとのことだ。

また、昨日はソフトバンクが格安スマホ(MVNO)事業者に貸し出す通信回線の接続料金を2017年4月から値下げする方針であることを伝えたが、接続料金が下がることでMVNO事業者の負担が減り、それが結果的にユーザーのメリットに繋がることを期待したいところである。

現時点では接続料金が最安のドコモ回線を使用したMVNO事業者が大半を占めるが、今後ソフトバンクに追随してKDDIも接続料金を値下げすれば、ドコモ以外の回線を使用する新規参入のMVNO事業者が増え、各キャリアのユーザーがそれぞれの回線を使用したMVNO事業者の格安スマホに乗り換えやすくなる。

さらに、今回の報道のとおりSIMロックの解除期間が短縮されれば、格安スマホへの乗り換えに一層の拍車がかかるものと思われる。

source:日本経済新聞