【書評】「就職しない生き方」から学んだ4つのこと

今回読んだのは約5年前に発売された「就職しない生き方」という書籍です。

古川健介氏や西村博之氏、堀江貴文氏、家入一真氏など、ネットで「好き」を仕事にしている10人によるインタビュー形式の本でした。

一応僕も就職せずに生きている側の人間ということもあってか、本書には共感できる内容がたくさんありました。

ということで本記事では個人的に「いいね!」と思った一部フレーズを独断と偏見で選んでご紹介させていただきます。

「就職しない生き方」から学んだ4つの考え方

生き方

①優秀じゃない人には優秀じゃない人の戦い方がある。(古川健介氏)

自分が得意なことだけをやる。

好きなこととか、やりたいことじゃなくて得意なことです。

もちろん「好き」や「やりたい」も大切だけど、それだけではどうしようもないことだってありますよね。

就職しない生き方をするということは、組織に属さず自分の力でお金を稼がなければならないということです。

その場合、一番収入につながりやすいのは「好き」や「やりたい」よりも「得意」なことだったりするんですよね。

「好き」と「やりたい」と「得意」の3つが全部入った職業があれば最高ですが、そんな仕事は滅多にないので僕も「得意」を最優先に考えるべきだと思います。

とくに自分があまり優秀ではないと思う人は少しでも勝率を高めるために「得意」な分野で攻めて、その分野の知識や技術に磨きをかけるべきかと思います。

②無理すると体こわす(古川健介氏)

僕、無理すると体こわすんですよ。

忙しくなると、風邪ひいて倒れちゃうんで、忙しい生活はできない。

これ、僕も全く同じです。(笑)

僕の場合は睡眠時間が短くなるとすぐに風邪をひきます。会社員時代はよく「また風邪ひいたの?」と言われていました。

その点、就職しない生き方をしている人は基本的に決められた出社時間はありませんから睡眠時間は比較的確保しやすいほうだと思います。

スケジュールを自分で決められること、通勤で満員電車に乗る必要がなくなること、会社での人間関係に悩まされないことは就職せずに働く人の特権とも言えますよね。

僕みたいに体が弱い人は就職せずに自分のペースで働くことで体調がよくなるかもしれません。

③あとでこうすればよかった、と思うようなことがないようにしてる(古川健介氏)

やらないでがまんして、あとで後悔しても、どうしようもないから。

僕は何かやってみたいことがあるときはひとまずやってみるタイプの人間です。

これまでの人生、実際にやってみて失敗したことはたくさんありますが、不思議と「やらなければ良かった」という感情は湧いてきませんでした。

それはおそらく後悔の念よりも「チャレンジしてスッキリした気持ち」と「じゃあこれからどうするか」という考えのほうが大きいからだと思います。ダメだったことを悔み続けても仕方ないですからね。後戻りなんてできませんし。

もしチャレンジして失敗しても前向きに考えて行動すれば次に繋がるはずです。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、僕は今までそうやって生きてきましたし、これからもそのスタンスを崩すつもりはありません。

④現状に不満があるなら、自分で変えればいい(家入一真氏)

たとえば、安定した生活を求めて、いやな仕事をガマンしてやるっていうのも、それはそれでありだと思います。

でも、だったら黙ってガマンしたらいいじゃないですか。文句言うんだったら、自分でなんかやれよ! と。

現状に不満があるなら、自分で変えればいい。

行動しないで文句言うなんて、ダメですよ。

これにはぐうの音も出ませんね。

自分が行動せずに成功者の文句や陰口を言ってもただの妬みにしか聞こえないし、そういう発言が増えると周りからも冷たい目で見られるようになってくるので気をつけたほうが良いと思います。ほとんどの人はSNSの捨て垢でストレスを吐き出すかのように誹謗中傷をしているイメージはありますが、相手次第では情報開示請求で特定されて訴えられるのでやめておきましょう。

有名人を叩いてばかりいないで、自分の現状に不満があるなら「行動」して変えていきましょう。

まとめ

内容をまとめるとこんな感じでしょうか。

 

優秀じゃない人には優秀じゃない人の戦い方がある

→「好き」や「やりたい」よりも「得意」なことをやる

 

無理すると体こわす

→自由なスケジュール管理は就職せずに働く人の特権

 

あとでこうすればよかったと思うようなことがないようにする

→なにかに興味があるならまずやってみる

 

現状に不満があるなら、自分で変える

→現状を変えるためには「行動」すること

 

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