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本日9日16時から予約が開始される「iPhone7/7 Plus」は「IP67」等級の防水、防塵(じん)性能に対応している。
「IP67」とは、国際電気標準会議(IEC)が規定した防水、防塵性能の等級を表すもので、IPの次(3番目)にくる数字が防塵性能、さらにその次(4番目)にくる数字が防水性能を意味する。
つまり、「iPhone7/7 Plus」の場合は「IP67」なので、防塵性能が6等級で、防水性能が7等級ということになる。
「iPhone7 / Plus」は「IP67」だが液体による損傷は保証の対象外
「IP67」の意味は分かったと思うが、「iPhone7/7 Plus」は「IP67」等級だからといって、Appleが水没したiPhoneまで保証してくれるわけではない点に注意が必要である。
Appleの公式ページでは、液体による損傷の保証について以下のように記されている。
iPhone 7とiPhone 7 Plusは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。
このように、Appleは、防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用で耐性が低下する可能性があることから、液体による損傷は保証の対象にならないことをはっきりと明記してある。
「IP67」仕様になり、風呂場などでiPhoneを操作してみたい気持ちはわかるが、有償による修理の可能性を考えれば避けておいたほうが良いだろう。
どうしても風呂場で使いたい人は、念の為これまでどおり防水ケースに入れて操作したほうが良いでしょう。
source:Apple