本日9月8日、Appleがついに「iPhone7」と「iPhone7 Plus」を発表した。
新機能は以下のとおり。
新カラーは「ブラック」と「ジェットブラック」
「iPhone7」と「iPhone7 Plus」では新カラーとして、マットな仕上げの「ブラック」と、光沢のある「ジェットブラック」が登場する。
スペースグレイは廃止となり、カラーバリエーションは「ブラック」「ジェットブラック」「シルバー」「ゴールド」「ローズゴールド」の5色となる。
また、背面のアンテナライン(Dライン)が廃止され、よりシンプルな見た目となった。
耐水性能搭載・感圧タッチ式のホームボタン
「iPhone7」と「iPhone7 Plus」では、IP67の防水防塵性能が搭載。
また、ホームボタンは従来の物理的なボタンから感圧タッチ式に変更された。
故障の多かった物理的なホームボタンの変更や防水防塵機能搭載で、より耐久性の高いiPhoneに進化した。
カメラの性能が大幅にアップ
「iPhone7/7 Plus」ではカメラの性能も大幅にアップしている。
両機種とも、画素数は1,200万画素(インカメラは700万画素)で光学手ぶれ補正に対応。被写体のブレがより軽減されるようになった。
レンズは従来の5枚から6枚に、f値は1.8となり、暗い環境でも明るくキレイな写真や動画の撮影が可能となる。
また、「iPhone7 Plus」では、噂どおり2つのカメラで撮影する“デュアルカメラ”が搭載された。
これにより広角カメラと望遠カメラの連携が実現し、離れた場所からもより高性能なズーム機能が使えるようになった。
日本にApple Pay上陸!iPhone7はFelicaに対応
Apple Payサービスが2016年10月下旬に日本で利用可能になると発表された。
「iPhone7/7 Plus」にはFelicaが搭載され、Apple Payを通してSuicaの利用が可能となる。
ただし、Fericaに対応できるのは日本国内で販売されるiPhoneのみとなり、海外で購入したものは非対応なので注意。
また、Apple Payは「Apple Watch Series 2」でも利用可能だが、「iPhone」と「Apple Watch」の両方で同じSuicaは使用できない模様。
広色域ディスプレイ
「iPhone7/7 Plus」のディスプレイは広色域のRetina HDディスプレイを搭載。画面の明るさが25%向上してより美しい写真の閲覧が可能となっている。
ディスプレイサイズは従来と同じ4.7インチおよび5.5インチ。
A10 Fusionチップで処理速度向上。バッテリーの性能が向上
「iPhone7/7 Plus」には、処理速度が iPhone6に比べ2倍高速化した「A10 Fusionチップ」を搭載。
2つの高性能コアと2つの高効率コアで消費電力を抑え、iPhone7の場合は iPhone6sに比べ最長で2時間、iPhone7 Plusの場合は iPhone6s Plusに比べ最長で1時間も駆動時間が延びた。
ストレージ容量
ストレージ容量に関しては事前の噂どおり16GBモデルおよび64GBモデルが廃止され、「32GB」「128GB」「256GB」の3パターンとなっている。
ヘッドホン端子が廃止。Lightning端子で接続に
「iPhone7/7 Plus」では、事前の噂どおりヘッドホン/イヤホン端子が廃止され、Lightning端子接続に変更されている。
Lightning端子のイヤホンおよび従来のイヤホン端子をLightning端子に変換するアダプタは同梱される。
また、Appleは今回のスペシャルイベントで別売りのワイヤレスイヤホン「Air Pods」も発表した。
スピーカーがステレオに
スピーカーに関してはステレオにならないとの噂も飛び交っていたが、本体上部にもスピーカーが加わり無事にステレオ対応となった。
これにより、音量が iPhone6sに比べ2倍となる。
発売日、予約開始日、価格
「iPhone7/7 Plus」の予約開始日は、9月9日(金)午後4時から。発売日は9月16日(金)となる。
SIMフリー版の価格は以下のとおり。(キャリア版の価格は発表があり次第お伝えします)
【iPhone7】
・32 GB ▶︎ 72,800円
・128 GB ▶︎ 83,800円
・256 GB ▶︎ 94,800円
【iPhone7 Plus】
・32 GB ▶︎ 85,800円
・128 GB ▶︎ 96,800円
・256 GB ▶︎ 107,800円
【追記】【比較表】携帯3社(ドコモ・ソフトバンク・au)のiPhone7の割引額や実質負担額を比較
source:Apple